ここ2週間くらい、なぜかApple Pencilで線や文字を書こうとしても書けないという状態が多発していました。
iPadでは楽譜への書き込みをよくしており、最近も夏に行われる演奏会の弓順(どうやって弓を動かして演奏するか)を楽譜に書いていたんですが、全く作業が進まずに困っていました。
結局のところ行動に移してから3日で解決したのですが、ネットにはほぼ情報がなかったので、誰かのお役に立てたらと思って記事にまとめています。
現在の環境と症状
iPad Pro 12.9-inch 第4世代
OSは最新
画面に保護フィルムを貼っている
Apple Pencil 第2世代
ネットにあった解決法は主に「充電されてる? ペアリングできてる? ペン先は緩んでいない?」の3つで、もちろん試してみましたが、たまに反応がないという状態でした。
たまにというのは線を書こうとすると最初何回かが書けず、しばらくすると書けるような状態です。そして奇妙なことに、知り合いにiPadとApple Pencilをそれぞれ借りると問題なく使えました。
日頃からシンセサイザーを使っていてトラブルシューティングをよく研究している私が導き出した結論は「iPadとApple Pencilの相性が悪い」ということだったのですが、だとしても腑に落ちませんし、どう解決したらいいのか分からず困っていました。
解決への流れ
とりあえずAppleのサポートに電話をしたら、iPadの様子をリモートで確認すると言われたので確認してもらいました。結果は異常なしでした。
仕方がないので、その時に予約した銀座のApple Storeに行ってきました。正直Apple Pencilを買う覚悟で行きました。
スタッフさんに試してもらったり、お店のデバイスと組み合わせて使ってみたりしたのですが、一向に良くなりません。
仕方がないので設定の削除をしましたが反応は良くならず、初期化をしてみたら少し反応が良くなったような気がしましたがそれでも十分に解決はしませんでした。
スタッフさんと考えあぐねていると、ふと「ペン先は純正ですか?」と聞かれました。純正のものは高いので最近は安いものを使っていると答えたら、それが原因かもと言われました。
つまり純正でないペン先が摩耗して、保護フィルムとの相性が悪い状態になっているのでは、ということでした。
なるほど確かに、それなら他の人のデバイスを借りても使えるということの説明がつきます。結局相性が悪かったという結論に落ち着きました。
まとめ
Apple pencilで線を書こうと思っても書けないことが多くて、iPadとどっちが故障してるのかと思って、Apple storeまで行ったら「純正じゃないペン先とフィルムの相性」だということが判明した。そりゃ他のペンとかiPadとなら反応するわけだ…
— (作曲家)よしたく(グッズ販売中です) (@yoshitaku_p) May 1, 2023
2,980円でした、対戦ありがとうございました。 pic.twitter.com/NUu0TxOUQd
ペン先は純正のものを買おう! 私はストアで買ってきましたが、下のアフィリエイトリンクから買ってくれると私が喜びます!
「こんな内容を扱ってほしい!」というリクエストがありましたら、こちらのフォームから入力していただけたら、ふとした時にまとめるかもしれません。