タイトルのままなんですが、僕が電子音楽の曲を作る時に特に参考にしている動画やCDなどを紹介したいと思います。
Cornelius「あなたがいるなら」
たぶん同じ作曲仲間から紹介してもらった曲です。ミュージシャンの小山田圭吾さんのソロユニットで、他にも「デザインあ」などの曲も作っています。
音に合わせて動いているPVはスタイリッシュでおしゃれですよね。音楽の方も、各パートがバラバラになっているようでそろっている、不思議な曲です。
池田亮司 “Data Matrix”
僕自身がライブパフォーマンスをしようと思った時にたまたまYouTubeで見つけた動画です。約9分の動画で鳴っている音は電子音ばっかりで、映像も白黒の線で作られているものが多いです。
「こんな音楽聴いたことない、むしろ本当に音楽なんだろうか?」と考えてしまうような曲が多いんですが、そのどれもが魅力的な「曲」です。
ちなみに、池田さんに影響されて作った曲はこちらから聴くことができます。
Aphex Twin “T69 Collapse”
こちらもパフォーマンスをしようと思った時にYouTubeでたまたま見つけた曲です。
アンビエントかと思えばゴリゴリのビートを出してくることもあって、引き出しの多さに圧倒されます。
坂本龍一 “async”
YMOは少しだけ聴いていたんですが、数年ぶりにアルバムが出るということでCDを購入しました。ワタリウム美術館で個展もされるということだったので、そちらも見に行きました。
実験的なアプローチをしていますが、全て楽しんで聴ける作品だというのがまたいいんです。録音されている音がいい、というのもありますけどね。アナログシンセだったり、オーケストラの音だったり。
ちなみに、このアルバムについてのインタビュー記事がいくつかありますので、合わせてシェアしておきたいと思います。
坂本龍一、新作『async』を語る──「いちばんわがままに作った」|ブックス & ミュージック & アート(本・書評)|GQ JAPAN
松本昭彦 “Preludes for Piano”
Max/MSPの使い方をまとめたホームページにお世話になったり、松本さんのワークショップに参加する中で知ったアルバムです。
ピアノの前奏曲集ということですが、聴いてみたら全然印象が違って驚きました。確かにピアノですが、アプローチが普通のピアノ曲とは違います。
「こんな内容を扱ってほしい!」というリクエストがありましたら、こちらのフォームから入力していただけたら、ふとした時にまとめるかもしれません。