こんにちは、よしたく先生です。
タイトルの単語ですが、「ビスビリャンド」と読みます。
元々はハープの奏法で、トレモロのような演奏をするという意味らしいで、カラートリルとも呼ばれています。
動画の説明に「ビスビリャンドは両手で2本以上の弦を演奏する、オクターブ以上離れていると効果がない」とありますね。
0:37あたりの音はハープの音には聴こえないくらい高速で鳴っています。アルペジエーターかよって感じです。
管楽器でもこのビスビリャンドは使われるんですが、その場合は「同じ音の高さで微妙に違う音色・音程でトリルをする」という意味になります。
ハープとは少し印象が違って、むしろ弦楽器のトレモロのようにも聴こえますね。
この方のホームページ(英語)や、他の方のページにも解説がありましたので、フルートを吹いていて同じ音を出してみたいという方はぜひ読んでみてください。
それと、小泉浩さんによるフルートの現代的な奏法の本もあります。研究室で読んだことがあるのですが、とてもいい本だったので興味がある方は購入してみてください。
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おまけ
蛇足かもしれませんが、僕もリコーダーでビスビリャンドをやってみました。
普段押さえる指に加えて、他の適当な穴を押さえるとビスビリャンドができます。
「こんな内容を扱ってほしい!」というリクエストがありましたら、こちらのフォームから入力していただけたら、ふとした時にまとめるかもしれません。