ポップスの花形で、オーケストラでも目立つ楽器で、ブラスバンドでも積極的に使われている、スネアドラム。
普通は他の楽器と組み合わせて使われることが多いと思いますが、これ一つでも立派な曲になります。
今回はスネアドラムにスポットを当てて色々な音楽を紹介したいと思います。
まずはスネアドラムを知らない方のために「スネアといえばこれ」という曲を紹介したいと思います。ラヴェル作曲の「ボレロ」です。
指揮はドゥダメルなんですが、僕はこの髪型を真似したわけではありません。
15分以上同じパターンを演奏させるという、修行のような曲です。パート譜を下に書いておきますが、最後まで見てみたいという方はこちらからご覧ください。
さて、スネアの音はボレロで使われているような音だけではありませんで、現代曲を引用してその無限の可能性をご紹介したいと思います。
ゲラッシメツ “Asventuras”
曲の最初はスティックを叩いて音を鳴らしていますね。
その後はスネアの縁を叩いたり、ロール、オープンリムショット、スナッピーを落とした音、指でこする・叩く音、ブラシ、マレット、クローズリムショットとかなり色々な音が出されています。
コシンスキー “Swerve” “SyNc”
この曲はサムネイルを見ても分かると思いますが、1本目の動画には不思議なスティックが、2本目の動画にはカリンバとビー玉が出てきています。
薮田翔一 “Metamorphose”
現代作曲家である薮田さんのスネアの曲。演奏は會田瑞樹さんです。
最初から色々なものが上に乗っていますね。
打面を強く押してピッチを変える曲もあると思うんですが、思い浮かばなかったので知っている人がいたら教えてください。
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