世の中には尋常ではないくらい楽器があるわけですが、その中でも「仕組みが同じでサイズが違う楽器」のことを同属楽器と呼びます。
まずはリコーダーの同属楽器から見ていきましょう。
いろんなサイズのリコーダー
リコーダーって小中学校ではソプラノとアルトを吹くと思いますが、実はあの2種類だけではありません。
まずは、リコーダー演奏で有名な栗コーダーカルテットの「ピタゴラスイッチ」メインテーマを聞いてみましょう。
テレビで聴いていた曲の本家の演奏、なかなかエモいですが、左からソプラノリコーダー、アルトリコーダー、テナーリコーダー、グレートバスリコーダーと呼びます。
一番右のグレートバスについては、成人男性よりも大きいため全ての穴を指で押さえることができません。
ですから、押さえるための補助をするキィという部分があったり、口元からパイプが伸びていて、演奏しやすいように作られています。
ちなみに、この人たちはこんな曲も演奏しています。気が抜けるダースベーダーのテーマですね。
ソプラノリコーダーより小さなソプラニーノリコーダーはこんな音が鳴ります。
下の動画は、ヴィヴァルディのソプラニーノリコーダー協奏曲です。
他の同属楽器
ピッコロ
念のために言っておきますが、ドラゴンボールには出てきませんからね。
ピッコロクラリネット
ピッコロトランペット
話を戻して、先ほどの動画にあったグレートバスリコーダーよりももっと大きなリコーダーがあります。サブコントラバスリコーダーというのですが、僕は実物を見たことがありません。
リコーダーとは思えないような低い音が出ています。長さもすごく長くなっていますね。
ちなみに、大きい楽器は調べてみるとたくさん出てきます。
サブコントラバスフルート
横に他の種類のフルートもありますね。4みたいな形になっているのが特徴です。
コントラバスクラリネット
サブコントラバスサックス
コントラファゴット(コントラバスーン)
コントラファゴットはオーケストラの演奏会では意外と見かけます。歴史的に初めて出てきたのは歴史的に初めて出てきたのはベートーベンの交響曲第5番「運命」です。
おまけ:オクトバス
左手で何かを押さえていると思いますが、楽器が大きすぎて弦を押さえられないので、あの金属の部分から伸びている部品で押さえています。
おまけ:タイタニックチューバ
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