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作編曲のお手伝い依頼を始めた理由

10月ごろから、作編曲のお手伝いサービスを始めました。それまでにも似たようなことは考えていたんですが、改めてサービスにした理由をまとめてみたいと思います。

実はここ最近、色々なことに対するモチベーションが低くなっていて、作曲も例外ではありませんでした。疲れっぽかったりやたらと眠い時が多くて、これまでにも増して体力が落ちているような気がしています。

先日のインフル罹患と運動不足がたたってのことなのかもしれませんが、それだけではなく、仕事としての作曲に変に集中していたからかもしれません。

ご存知の通り、私は作曲家として仕事をしているわけですが、中高生の時のように趣味としてだけ作曲をしていた時に比べると、色々な余計なことを考える必要があるように思います。

もちろん仕事としての作曲が嫌なのではなく、むしろお題があった方が私にとっては作りやすいとさえ思っているくらいです。ですが、金銭面や今後のキャリア、私生活の安定を考えているうちに、いつの間にか真綿で首を絞められていたのかもしれません。

虚無に包まれてネットの海を彷徨っていたところ、高校生くらいで曲を作っている人を見つけました。それが何とキラキラしていることか、自分もかつてはこうだったんだということを久々に思い出しました。

ただその人の発信している内容を見ていると、自分の知識や技術に不安があるみたいで、自分の発信している曲にもあまり自信が持てていないようでした。

幸い(?)私は大学で音楽の勉強をしてきたので知識はそれなりにあるはずです。技術も少しばかり身につけているようにも思います。

そういう人に対して、私が何かお手伝いができないか、その過程であわよくばキラキラしたエネルギーを分けてもらえないだろうかと思うようになりました。

そこでSNSでお手伝い依頼の受付を始めてみたところ、早々に5件の依頼が来ました。今はそれらを1ヶ月くらいかけてのんびりと消化したところで、少し作業が落ち着いたところです。

やり取りを頻繁にしてお手伝いをしているときは、単に自分のための曲を作っている時よりもやりがいを感じているような気がします。やっぱり誰かのためになるっていうのは気持ちがいいことなんだなって改めて感じました。

このお手伝い依頼は、現在は1件あたり22,000円(税込)で受け付けています。本来ならお金を介さない方が趣旨に合うのかもしれませんが、確定申告をしている身としては継続して受け付けられるようにやむなく設定しています。

もちろん安くはないですが、その分満足のいくお手伝いができると考えています。

また、このお手伝いはあくまで「満足度を極力高める」という考えのもとで進めているので、急かしたりこちらで作り切ることはしないようにとも考えました。曲を作り切ることだけではなく、作る過程も体験してもらう、という感じです。

すでに納品が終わった依頼もあるのですが、それらが表に出るのは依頼してくれた方の準備ができた頃になると思うので、もう少し先になると思います。

これまでにお手伝い依頼をしてくれた方は、ぜひ周りの方に宣伝・紹介をしてもらえたらと思っています。少しですがお礼ができたらと思っています。

もし依頼をしたことはないが迷っているという方は、打ち合わせだけでもできたらと思うのでお気軽にご連絡ください。

piyotaku3@gmail.comまでメールを送ってもらえたらと思います。もちろん匿名でも構いません。

皆さんの作りたいという気持ちを後押しさせてもらって、少しだけキラキラしたエネルギーを分けてもらえたらと思っています。