BGMを作曲するにあたって、音符の情報をキーボードで入力することがよくあります。
私は昔からピアノを習っていたので、入力ように色々なキーボードを試してきました。
電子ピアノと同じサイズの大きいもの、リュックにも入るコンパクトなキーボード、ライブで使っていたシンセサイザーなど…
ですが作曲をする上では37鍵のiRig Keys 37 PROが最適だったと思います(現在は販売されていません)。
今日はこの37鍵モデルの良い点をいくつか紹介したいと思います。
①机の上にコンパクトに置ける
作曲をするデスクはあまり広くないという方が多いと思います。私もその一人で、今はホームセンターに売っていた小さいデスクを使っています。
そこにパソコンとスピーカー、大きいキーボードを乗せてしまうとマウスやキーボードを置くことができなくなります。
しかし37鍵なら、横に動かしてスペースを十分に取ることができます。私の制作環境ではiMacを別の台に載せているので、スピーカースタンドの間にちょうど置くことができています。
②電源が必要ない
サイズの大きいキーボードは電源が必要になります。その分デスク周りにケーブルが増えてごちゃごちゃしますし、作業の前後で電源のオンオフをしないといけません。
この一手間が面倒だと思ったので、バスパワー(USBケーブルで繋ぐだけで電源供給ができる)の37鍵モデルを使っています。
③ピアノパートも弾ける
意外に思われるかもしれませんが、ピアノパートも十分に弾くことができます。実は当サイトでフリーBGMとして用意している曲は、全てこのキーボードで弾いています。
ベースが入れば片手で十分ですし、両手でもコンパクトに押さえてしまえば鍵盤は足りることが多いです。
もしどうしても必要だったら、入力後に高さを調整してしまえばいいので、37鍵盤でも十分足ります。
もちろん鍵盤数が多ければ多いほど気楽に入力ができるので、ここは一長一短あるかもしれません。
④出先でも同じ環境で制作できる
外で制作をする必要が出てきたら、ノートパソコンでの打ち込みが必要になることもあります。
その時にもギリギリ荷物として持っていけるサイズなので、外で使うことも可能です。
ちなみにiRig Keys 37 PROはだいたい横60cm、縦20cm、厚さ6cmで1.6kgです。
さて、オススメの37鍵キーボードですが、検索してみると何種類か出てきます。
私の場合は鍵盤が小さいと制作に集中できなかったのでフルサイズのものを、ツマミもパッドも必要なかったので、最低限の機能のものとしてiRig Keys 37 PROを選ぶことになりました。
残念ながら今は販売終了してしまっていますが、新しいモデルが販売されています(画像クリックでサウンドハウスに飛べます)。
midi鍵盤としては少し高い(3万円くらい)気もするので、メルカリなどで古いモデルを探してもいいかもしれません。
ちなみにペダルはヤマハのFC4を使っています(画像クリックでサウンドハウスに飛べます)。