コラム

福島県小野町の「ふるさと応援大使」に任命されました!

wpmaster

タイトルの通り、この度福島県小野町のふるさと応援大使に任命されました。ありがとうございます!

経緯

福島県小野町は私の出身地で、大学に行き一人暮らしを始めるまで18年間住んでいました。

子どもの時は特に町との関わりがあった訳ではなかったんですが、コロナ前の2019年に母校である小野新町小学校が統廃合されることになりました。

そのタイミングで新設校の校歌を作曲させてもらったのが、町との関わりができたきっかけでした(ホームページで6年生の歌声が聞けるようになっていたので是非聞いてみてください)。

その後も教育委員会とのやり取りがあり、成人式で新成人に講話をさせていただいたこともありました。

こうした積み重ねから、今回の任命に至ったのだと個人的には思っています。

小野町について

ふるさと応援大使は観光大使のように具体的な役割が決まっている訳ではないようですが、私なりに町の魅力を伝えられたらと思っています。

小野町は、他の田舎でもそうだと思いますが自然がとても豊かです。

春は夏井の千本桜、夏はそこかしこで聞こえる蛙や蝉の声、秋は鈴虫、冬は山の木々にも雪が積もります。

防災無線が6時、12時、17時、21時と4回も鳴るのも風流だと思います。

祖父が生きていた頃は近くの山に行って栗を取ってきて食べたこともあります。

子どもなので記憶が薄いですが、祖母がふきのとうを取ってきて天ぷらにしたり、イナゴを佃煮にしていたこともよくあったと思います。

コンビニに行くにも友達の家に遊びに行くにも車で行かないとくたびれるような距離にありましたが、都会で気にするようなご近所同士の騒音問題などはほぼありません。

また、小野町にはリカちゃんキャッスルもあります。

中は展示されているスペースと工場があったと思いますが、小学校の遠足か何かで中に入ってベルトコンベアを流れる「部品」を見た時は衝撃的でした。

小野町にはインターチェンジがあり交通の便もいいですし、東京からの帰省時は新幹線を利用する郡山ルートか、常磐線を利用するいわきルートを選ぶことができます。

郡山〜いわき間を走る磐越東線の電車はディーゼル車というらしく、他とは違う車両に乗って移動する楽しみもあります。

先日帰省した時は駅のベンチで猫が休んでいました。小野町に着いた時に2匹いて、帰る時にも2匹いました。

私が町にいる頃は松月堂のオムレットが有名でしたが、今はアイスバーガーなるものがあったり、黒にんにくなども作ったりしているようです。

通販サイトを町の担当の方に教えてもらったので、こちらに載せておきます。

生産組合ペルサルーテ(2025年9月ごろから黒ニンニクが買えるようです)

スモークハウス(黒光りする燻製たまごなどが買えるようです)

おわりに

小野町はいいところで私も愛着のある土地ですが、他の出身の方から見れば一田舎町であるということもよく分かっているつもりです。

とは言え、私が18年に渡って過ごしてきて、私が作った校歌を歌っている小学生たちがいる町というのは他にありません。

ふるさと応援大使だから、というだけではなく皆さんにも小野町について知ってもらえたらと思っていますので、ぜひリアルで会った際は名刺を受け取ってもらえたら嬉しいです。

ABOUT ME
吉田卓矢
吉田卓矢
作曲家
福島県小野町出身。福島大学人文社会学群人間発達文化学類スポーツ・芸術創造専攻音楽科作曲専攻を卒業、東京学芸大学教育学研究科音楽教育専攻を修了。これまでに小学校の音楽科非常勤講師を7年間務め、現在はフリーランスの作曲家。専門はMaxやシンセサイザーを用いた電子音響音楽の作曲。
記事URLをコピーしました