私は普段シンセサイザーを演奏しているんですが、ストリートでアコースティックギターを弾いている人を見ると羨ましく感じてしまいます。
というのもシンセサイザーには電源とスピーカーが必要なものが多く、外では簡単に演奏することができません。
そこで今回は、外でもシンセサイザーを気軽に演奏できるになるシステムを作ってみました。
すごい! 壁から独立してるのに音が鳴る! あと何押しても変な音が鳴る!!(これはシンセのせい) pic.twitter.com/KWoTKeBicB
— よしたく | 吉田卓矢 (@yoshitaku_p) January 12, 2022
移動先でも演奏できるシステム(ver1.0)
このシステムは、芸人のきつねさんが使っているシステムを参考にして作りました。
この動画を見ると、コロコロに電源を使わないスピーカーとノートパソコン、MIDIキーボードが積んであると思うのですが、外部用電源を乗せてより汎用性が高い状態にしました。
電源:Anker 521 Portable Power Station
2021年に発売されたポータブル電源で、25,000円ほどなのにコンセントが2口あり、300Wまで使うことができます。
また「パススルー給電」ができるので、家などでは電源に繋ぎっぱなしでもバッテリーを劣化させることなく使うことができます。
ちなみに、持ち運び用のケースも出ているようです。
2024.10月追記:さらに利便性を高めるために小さいものもありかもしれません。これは同じAnkerのもので、小型ながらAC電源に対応しています。
スピーカー:Crassic Pro Monione
入力は2chですが、スピーカーが1つしかないのでモノラルです。普通に2chのスピーカーを置いてステレオにしてもいいかなって思うんですが、とりあえずこれを積んでみました。
ミキサー:BEHRINGER XENYX 1002FX
ミキサーは正直何でもいいんですが、10年前に買ったやつをとりあえず積みました。
今は1002FXは古すぎて売っていないようなので、後継機の1002SFXをおすすめしておきます。
キッチンワゴン
一般的なキッチンワゴンです。使わないときは普通のテーブルの下にしまえるように、70cmくらいの高さのやつを買いました。
今後の改善点
キッチンワゴンは移動こそできますが持ち運びがスムーズでないので、もう少し機動力を上げられたら本当に外で演奏させられると思います。
肩掛けくらい小型化ができれば一番いいのですが、バッテリーの容量とスピーカーの音質が保証できなくなってしまうので難しいところです。
それと、パソコンの映像を出力するためにプロジェクターを積んでみても面白いと思いました。他にも何かいいアイデアがあったら教えてください。
下の動画では、実際のレビューをしています。
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