シンセサイザーを使っていると「結局音色っていうのは倍音のバランスとADSRなんだよな〜」って思うんですが、残念ながら子どもたちには通じません。
でも授業中にグロッケンの音を鳴らしたりすると「きれいな音だね〜」って言割れることが多いので、何かきれいだと思える要素があるのかもしれません。人間って不思議ですね。
今回は、グロッケンと同じようにきれいな音の楽器たちを紹介したいと思います。
チェレスタ
この曲はチャイコフスキーの「くるみ割り人形」の中にある「こんぺいとうの精の踊り」です。チェレスタで演奏される、非常に有名なクラシックの曲です。
ちなみに、ハリー・ポッターのヘドウィグのテーマも冒頭の部分はこのチェレスタで演奏されていますね。
グラスハープ
大きさの違うグラスに水を入れて、ぬれている指でグラスのふちをこすると音が鳴ります。不思議な雰囲気の音です。
この曲はポーランド人の作曲家であるルトスワフスキの曲のようです。
アルモニカ
グラスハープを重ねて横にしたような楽器です。指を動かすのではなくて、中のグラスがケバブみたいに回っています。
1700年代からあるらしく、モーツァルトがこの楽器のための曲を作っています。
先ほどのグラスハープとは違って場所を取らないのがいいですね。ただ、1つ割れたらどうやって直すんでしょう…
ウォーターフォン
金属製の楽器に水を入れて、それを傾けると音の高さが変わる楽器です。僕も生では見たことがないんですけど、かなり面白そうなことができそうです。
クロテイル
叩くとものすごい長い音が鳴る、平たいシンバルのような楽器です。
こうして見ると、金属とかガラスの音をきれいだと思うんでしょうかね。やっぱり不思議です。
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