クラシック

昔の楽器「ヴィオラ・ダ・ガンバ」

僕は普段作曲をしているんですが、同時に色々な楽器を弾いています。主に鍵盤楽器ですが、たまにオーケストラでチェロを弾いています。

ですが今回はちょっと違うヴィオラ・ダ・ガンバという楽器の話をしたいと思います。

この楽器がヴィオラ・ダ・ガンバです。イタリア語で「脚のヴィオラ」という意味があります。

見た目はチェロと一緒ですが、実際はかなり違う部分があります。

弦の数
チェロ:4本 ガンバ:6本

穴の形
チェロ:fの形(f字孔) ガンバ:cの形(c字孔)

エンドピン(床に刺す棒)
チェロ:ある ガンバ:ない

フレット(左手で押さえるところにある金属の出っぱり)
チェロ:ない ガンバ:ある

弓の持ち方
チェロ:上から ガンバ:下から

肩の形
チェロ:いかり肩 ガンバ:なで肩

チューニング(下から)
チェロ:ドソレラ ガンバ:レソドミラレ

音色を聴いてみると、何となく鼻がつまった人が歌っているようなくもった音色ですが、とても味のある音色です。

チェロを弾いていた最初の頃は音程を合わせられなくて困ることが多かったんですが、ガンバにはギターのようにフレットがあるので音の高さがずれるということもありません・

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