先日、文化芸術活動の継続支援事業の補助金を申し込み、無事に交付されることになったので150万円分の機材を購入しました。
といっても、今回は「10万円未満のものしか対象にならない」という条件付きだったので、安いシンセサイザーを10台くらい選びました。
これまで購入してきたシンセサイザーはデジタル(MODX7など)ばかりで、プリセットが充実している上、操作も(普通に使う分には)簡単なものが多かったのですが、今回はアナログシンセサイザーやモジュラーシンセサイザーに焦点をあてて購入したので、プリセットもちろん決まった使い方もありません。
独特な音を鳴らせる一方で、慣れるまでにかなり時間がかかってしまいます。放ったらかしにしてYouTubeの動画の背景にしてしまっては良くないと思い、シンセサイザー配信用のYouTubeチャンネルを作ってみました。
使い方に慣れるために毎晩10分ほどの生配信をしているので、お時間のある時にでも見てもらえたら嬉しいです。
閑話休題、今回購入したシンセサイザーをリストにして紹介したいと思います。
Behringer DeepMind 12
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12音ポリのアナログシンセサイザーです。アナログシンセでこれだけ同時に音を鳴らせるというのはもちろん、アフタータッチがついているという部分に惚れて購入しました。
Behringer POLY D
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4音ポリのアナログシンセサイザーです。
Moogのminimoogを再現した機種で、一つ一つのオシレーターのチューニングを変えることができるので、変わった音を鳴らすこともできます。とても愛らしい音です。
ブログ記事にもまとめたので合わせてお読みください。
Behringer System 15 Modular Synthesizer
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1970年代のアナログシンセサイザー「System 15」を復刻したシンセサイザーです。
1つ1つ役割が異なるモジュールを組み合わせて音を鳴らします。上の画像はシーケンサーです。
Korg Nu:Tekt NTS-1 digital KIT
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基盤が入っており、それを組み立てて使うシンセサイザーです。
リボンタイプのキーボードで音程を鳴らすことができ、空間系のエフェクトも入っているので値段の割に色々な使い方ができるシンセサイザーです。
2024.9月追記:mk2が販売されていました。値段は倍くらい違いますが、使い勝手が大幅に変わっているようです。
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Korg opsix
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コルグのFM音源のシンセサイザーです。FM音源というとヤマハだと思われるかもしれませんが、実はコルグもvolca FMあたりからFM音源のシンセサイザーを販売しています。パ
ネル上にあるツマミとフェーダー(本体左上)でキャリアとモジュレーターのパラメーターを調整できるというところに惹かれて購入しました。
2024.9月追記:こちらもmk2が販売されていました。
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Korg volca nubass / modular / drum
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コルグの小さなシンセサイザー群です。そのうち紹介します。
Moog MOTHER-32
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Moogのセミモジュラーシンセサイザーです。鍵盤はなく、ツマミを操作したり外部の似たようなシンセサイザーからコントロールしたりして音を鳴らす楽器です。
Moog DFAM
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同じくMoogのセミモジュラーシンセサイザーですが、こちらはMother-32と違ってドラムの音に特化したものです。
Moog Subsequent25
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10万円で変える鍵盤付きMoogシンセサイザーを探して発見しました。かなり太い音が出るのはもちろん、横のウッドパネルなど、プロダクトとしても魅力的です。
2024.9月追記:円安の影響で倍くらいの値段になってしまいました…
Moog SUBHARMONICON
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上で書いたMother-32とDFAMと同じセミモジュラーシンセサイザーですが、下方倍音の音が鳴らせるという少し変わったシンセサイザーです。そのうち紹介します。
「こんな内容を扱ってほしい!」というリクエストがありましたら、こちらのフォームから入力していただけたら、ふとした時にまとめるかもしれません。